2016年8月4日・5日、2日間にわたって開催した今回のクッキングレッスンは、座学の講義「発酵食と腸内細菌」での学びを踏まえた実習でした。
今回のメインは、自分たちで作るザワークラウト。
ボールに山盛りのキャベツを塩でもみこみ、だんだんと、かさが減るキャベツ。
なんだかザクザクしたキャベツを素手で混ぜる感覚が楽しくて、お部屋に明るい笑い声が響いていました。
(発酵食を作る際の大事なポイントですね!)
ザワークラウトには、植物性乳酸菌や食物繊維もたっぷり。
さらに自分たちの常在菌で発酵したザワークラウトには、自分のお腹にも優しく出来上がります♡
完成品を食べた方は、是非感想も聞かせてくださいね!!
今回はザワークラウト作りの他に
・ザワークラウトのアレンジ料理
・ココナッツヨーグルト
・塩麹を使った麹調味料
・塩麹と重ね煮のコラボレシピ
も、デモンストレーションで取り上げていただきました。
その場で作った料理をランチで頂き、みんな顔がほっこり♡
子供たちも、喜んで口に運んでいましたね。
私は、発酵食の手作りはハードルが高い・・・と感じていました。
どれくらい発酵すれば完成なのか?腐っているのか?ということが、初心者には見極めにくいからです。
今回実習をしてもらってよかった!と感じたのですが、それは五感で完成品を確認できたこと。
実際に「発酵のサイン」を目で見て、匂いを確認して、舌で「発酵前」と「完成品」の違いを確認出来たことは、これから発酵食生活を実践するスタートとして、とてもありがたい経験でした。
敦子さんが入念に準備してくださったおかげで、お持ち帰り分のザワークラウトも完成。
各自宅で、すぐに発酵食品を取り入れた生活を実践ができますね♡
発酵食のすごいところは、自分の手を使って混ぜることで、「自分の情報を伝える」ということ。
例えば、おっぱいは赤ちゃんの唾液の情報から体調を読み取って、母乳にフィードバックして、最適な配合をするという説があります。
(赤ちゃんの唾液の中に病原体があれば、それにあわせた抗体を母乳に含ませてくる、など)
それと同様に、自分の常在菌で発酵させたザワークラウトやお味噌や醤などの発酵食は、手から情報を伝えるため、作り手にとって一番美味しく、健康を助けるベストな状態を作り出してくれるようです。
発酵食、凄すぎますね!!
市販のものでも、発酵食品の恩恵はありますが、敦子さんが、自分の素手で混ぜて作る「手作りの発酵食生活」を薦める理由は、そこにあります。
各々のできる範囲で、発酵生活を実践していけたらいいですね♡
敦子さん、今回も素晴らしい実習をありがとうございました。
(Writer : Naoko Yasuda)
0コメント