2016年10月9日の日曜日、家族ランチ会を開催しました!
普段は、お母さんたちが子連れで集い、「食・健康」について学んでいるコミュニティー。
今回はメンバーの旦那様を交え、ランチをしながらお話しを聞くスタイルで開催しました。
今回は「子育て」「夫婦関係」という切り口で、お2人にお話ししてもらいました。
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まず1人目は現役幼稚園教師の川口由佳子さん。
レッジオ・エミリアという、個々の意思を大切にして個々の感性を生かしていく教育の考えをベースに「保育者が子どもにどんなイメージを持って接するかが大事」ということについて、お話しいただきました。
子どもは、何も知らないから教えないといけない・・・?
子どもは、手助けをしないといけない弱い存在・・・?
本当にそうでしょうか?
大人が「できない」と決めつけているだけで、子どもたちはなんでもできる、無限の能力を持っています。
その事がよくわかる由佳子さんの働く幼稚園での例を紹介頂き、参加メンバーに大きなブレイクスルーがあったので、ここでシェアさせてもらいます。
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壁一面にかかれた、何かよくわからないような一見ぐちゃぐちゃの絵・・・
それはなにかというと、「3歳の子供たちが自分で考えて決めたルール」だそうです。
例えば「お友達に触る時はやさしく」「かたつむりが居るところは踏まないように歩きましょう」など、クラスの決まりごとを子供たちで話し合って決め、壁に書いたそうです。
普通の学校では、「廊下は走らない」「手を洗いましょう」など大人が決めたルールばかりです。
子供たちは、三歳であっても、自分でルールを決め、守ることができる。
大人がそんなイメージで子供に接したら、子供はそうなるのです。
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最低限の安全を確保した上で、必要な時だけ手助けをする。
そのように子供と接することができれば、子供の可能性をどんどん伸ばしていける、そんなことを感じた素敵な講義でした。
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2人目にお話ししてもらったのは、
過去に日系大手企業の研修として、チームビルディングのコンサルティングに携わってきた安田哲さん。
今回は「夫婦のチームビルディング」についてお話しをしていただきました。
仕事では「組織のチームビルディング」というのはよく聞く話かもしれません。
簡単に言うと、10の成果をあげるチームを100の成果がでるチームにするためのコンサルティングです。
では、「夫婦のチームビルディング」って何でしょうか?
簡単に言うと、お互いを応援しあえる関係になること。
それぞれのやりたいことを、【相手の望む形で】協力し、応援して、実現していく夫婦になること。
やりたいことが、10個よりも100個実現すれば、とても HAPPYな人生になるのかなと思います。
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生涯のパートナーに対して、「なんでわかってくれないの?!」と我慢をして、残りの人生を共に生きるのはもうやめませんか?
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というのが今回の哲さんのメッセージ。
家族の最小単位である夫婦。
一番近くにいるパートナーは、自分の事をわかってくれているはず、という「勘違い」をしていないでしょうか?
例えば「1200円のランチは高い?安い?」「エアコンの25度は暑い?寒い?」
事実に対して、人によって感覚は違うように、価値観は夫婦であっても同じということはありません。
そもそも、どれだけ共通の体験をして、そこから相手の認識をしり、お互いにとって心地いい選択をしていくか。
それは夫婦にとって、とても大事なことなのだと話してくれました。
今回はある3つのテーマをもとに、ワーク形式で自分の考えをシェアしました。
このワークをした感想をシェアをしてくださった皆さんの晴れ晴れした表情がとても印象的でした。
哲さん、多くの気づきをありがとうございました!
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このコミュニティーに参加するお母さんは、家族の健康と幸せを実現するために、食に対して気を使い、生活を少しずつ変化させるために学んでいます。
もし、生活を変化させることに旦那様が積極的で協力的だったら・・・学び実践することが、より楽しくなる!と思います。
夫婦で変化に積極的になれる環境がつくれたらいいな・・・と思って、「旦那様を巻き込んで、開催したい」と、ずっと考えていたこの企画。
開催してみて感じたことは、家族のことを真剣に考えている女性のパートナーである旦那様は、素敵な方ばかりだということ、そして家族ぐるみでお付き合いしていきたい方ばかりいうことでした。
この家族会を通じて、これまでになかった新しい視点が加わり、夫婦で話すきっかけになっていれば嬉しいです。
お話しいただいた由佳子さん、哲さん、そしてご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(Writer : Naoko Yasuda)
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