2016年10月14日の講義は「子供のおやつ〜油・砂糖・小麦粉との賢い付き合い方〜」についてでした。
今回は初めてコミュニティーに参加した方も多く、12名のお母さんと8名の子供たちが集まる場となりました。
家族を思い真剣に学ぶからこそ、何度も質問が飛び交い、講義が1時間延長するという、白熱したとてもいい時間でした。
子供の栄養源として、欠かすことのできないおやつ。
「できるだけシンプルなものを食べてほしいけど、すべて手作りする事なんて、時間もないし不可能・・・」
「野菜スティックやおむすびではなく、お友達の食べている市販のお菓子を食べたがる・・・」
そんな時どうしたらいいんだろう?
そんなお母さんたちの悩みを解決するアイデアや知識満載の講義でした。
私たちの身体にとても重要な要素の一つである「油」。
悪者と思われがちな○○は、本当は身体にいい。
健康にいいとお医者さんも薦める○○は、本当は危険な一面も。
という、今まで聞いたことのないショッキングな話もありました。
油の酸化の仕組みを、キャラクターに例えて解説してもらうことで、理解を深める事ができました。
そして「砂糖」。
「砂糖をとりすぎるとキレる子供になる」なんていう話はよく聞くのですが、なぜそうなってしまうのか?その身体のメカニズムは大変興味深いものでした。
種類によって、エネルギーに変換されて満足度を感じるタイミングが違う砂糖は、「悪者」ではなく、取り方によってはとても良質なエネルギーとなるそうです。
付き合い方が大事だと腑に落ちました。
最後に「小麦粉」。
小麦粉が悪いわけではなく、品種改良で作られた安価で手に入りやすい小麦が、アレルギーの原因となるようです。
アレルギーの出にくい小麦は、手軽にスーパーで手に入ります。
手作りするときには、アレルギーを心配しないで使えるものを選ぶというのも、賢い選択だとおもいました。
さらには、簡単で子供に好評なおやつレシピもご紹介いただきました。
敦子さんのお子さんの例を出しながら、子供が楽しく、満足するための工夫もシェアしてもらったのですが、「すぐに試したい!!」という声もあがったほどです。
身体の仕組みが分かった上で、そして食べ物の立場にたつことで、選び方もわかってきます。
(発芽する前の種の気持ちになってみたり)
(檻に閉じ込められた牛のハッピー度を考えてみたり)
工夫満載の、例え話を沢山盛り込みながら、 面白く分かりやすくお伝えくださいました。
どうしたらいい?何を選べばいい?という解決策だけに留まらず、理論も知るからこそ、納得して腑に落ちて行動が変わるのだと、思いました。
早速、スーパーマーケットに行くのが楽しみです!
敦子さん、今回も素晴らしい講義を、ありがとうございました!
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