2016年12月6日、第2回スーパーマーケット実習(お菓子編)を開催しました。
人気の実習のため参加希望者が多く、講師の敦子さんに無理を言って、特別に二回のスケジュールを組んでいただき、開催した今回の実習。
今回も学びが多い、充実した時間を過ごすことができました。
今回の話題を、少しだけご紹介すると・・・
・店頭にならぶ市販のお菓子の成分表示
・手作りおやつの材料の選び方
・よい牛乳の飽和度
・卵に添加されている栄養や大きさ
・子供が欲しがるけれど、本当は避けたほうがいい食材
・カフェインレスコーヒー、カカオ飲料について
・旅行や外出時、レトルトに頼らない子供の食事のもち歩きの時の工夫
・消化できているか?のバロメーターである子供のウンチについて
・添加されている栄養(+カルシウム、+DHAなど)が体に及ぼす影響について
・冷凍食品を選ぶ際に、注意したほうがいい表記
・血糖値を緩やかに上げてくれるおやつ
・無添加の材料の保存方法
・おやつのパッケージ(パウチなど)の問題点と選び方
・おやつを持ち歩く入れ物と温度の注意点
などなど・・・
「今これに悩んでいる」「この商品について知りたい」という、具体的な毎日の悩みがシェアされながらの実習となりました。
面白かったのは「オーガニックだから1番いい」という訳ではないということ。
理論に基づいて成分表の数値を見てみると、実は普通の製品のほうが優秀だったなんてこともありました。
そして、今回敦子さんのお話に繰り返し出てきた「バランス」のお話についてもシェアしたいと思います。
例えば、幸せのバランス。
【身体が喜ぶ(健康に良いものを食べる) 選択】
【心が喜ぶ(楽しく食べる)選択】
いつもどちらを選んでいますか?
健康とは、身体と心の両方がハッピーであること。
我慢ばかりではなく、「家にいる時は気をつける」「外食ではゆるくする」など、敦子さんはバランスをとりながら日々の生活を送ることで、家族全体が幸せな状態を作っているとのことでした。
そして、経済的なバランス、【毎日食べるもの】と【たまに食べるもの】どちらにお金をかけていますか?
「毎日食べるものだから、安く済ませたい」という気持ちになってしまいそうなところですが、毎日食べるものは「身体のベースになるもの」。
習慣的に食べる食材は、質の良いものを選び、たまにしか食べ無いものならば、少しくらい基準をゆるくしても、身体に溜まることはありません。
子供がいるお母さんは、毎日本当に忙しい。
そして子供の未来を考えるからこそ、食事に真剣になる。
自分なりに「心地いいバランス」を見つけて納得した選択をすることで、忙しいながらも、心穏やかな幸せな毎日につながるのでは無いかと感じました。
スーパーマーケット実習では、数ある商品の中でどのトピックを選んで話をするかを、講義前にヒアリングした「メンバーが何を知りたいか」に合わせてくださっています。
私は11月に開催した第一回目のスーパーマーケット実習にも参加をしていますが、参加するメンバーが変われば、もちろん質問が違いますから、全く違う講義内容となったことに驚き、メンバー参加型の講義の面白さも感じました。
質問によって、敦子さんの持っている知識の引き出しが開かれていきます。
参加メンバーの興味の化学反応が、今回も講義を盛り上げてくれました。
また、刺激的な学びが得られたことに加えて、メンバーの皆さんの真剣な眼差しから、「子供を守りたい」という深い愛情を感じた心地いい時間となりました。
敦子さんの知識の泉のシャワーを浴びて、また買い物が楽しくなりそうです。
今回も、参加してくださった皆様、素晴らしい講義をしていただいた敦子さん、有難うございました。
(Writer : Naoko Yasuda)
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