2017年1月13日に開催した、2017年初のMothers’ Earth School。
フードスペシャリストである須賀敦子さんによる講座は、「星で読み解く親子・家族の幸せ」について。
親子7組、総勢14名が参加していただき、新年にふさわしい大変賑やかな講座となりました。
今回のお話は、生まれた瞬間の星の位置を見る事によって、本来持っている性質を知るというもの。
占い師がするように「将来を占う」スピリチュアルなお話ではなく、統計学です。
一般的にいつも見ているのは「太陽星座」。
それ以外にも「月星座」というものがあります。
太陽星座はお家のドアから出た時の自分、つまり社会での自分。
月星座はお家の中、つまり家にいる自分が何によってくつろぐのかを教えてくれます。
太陽星座と月星座から見る、自分や子ども、旦那さんの性質と相性について、詳しくお話ししてもらいました。
例えば「子供への愛情表現」。
子供たちの個性・性格が全く違うように、「どういう行動をしてもらうと、愛されていると感じるか」は、星の性質によって全く違います。
「〜したらいい」という一辺倒な方法論が、示されていることが多いように思いますが、
それぞれの子供たちが求めているものは、異なります。
子供の持つ本質の性質を知り、尊重することで、穏やかに子育てができるということが、ストンと腑に落ちました。
星の位置による性質が、日常生活においてどう影響するか、具体例を交えながら、幾つかお伝えしたいと思います。
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「空気を読むタイプ(他人の目を気にする)」と「空気を読まないタイプ(自分の事が中心に考える)」がいます。
夫婦で空気を読むタイプ、子供だけが空気を読まないタイプにカテゴライズされる性質を持っていた場合、どんな事が起こるのかというと・・・
皆で「明日、動物園にいこう!」と決めたとします。
翌日動物園に行こうとすると、「今日はプールで遊びたい〜〜!!!」と子供が言ったとします。
「なんで昨日決めてあんなに楽しみにしていたのに!?」と、親は悩むかもしれません。
でも、こういう性質だという事が分かっていれば、違った対処の仕方ができて心穏やかに過ごせるはずです。
そういう事になる可能性がある、と準備もできます。
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「ベタベタした愛情を好むタイプ」と「ドライなさっぱりした愛情を好むタイプ」
がいます。
母親がベタベタタイプ、子供がドライタイプだとした時に、母親は自分がして欲しいように子供に愛情を伝えたとしても、残念ながら子供は喜びません。
ドライな性質をもつ子供の性質は、自由に挑戦をさせてくれることで愛情を感じます。抱きしめて欲しい時は自分から求めてきます。
ベタベタタイプの母親は、子供を囲っておきたい気持ちになるもの。
でもその気持ちを抑え、子供の背中を押して「いっておいで」という事で子供は心から満たされるそうです。
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「ものを溜め込むタイプ」と「断捨離が得意なタイプ」
がいます。
夫婦でこのカテゴリーが違う場合、「なんでこんなに同じようなTシャツがあるの?!」と思っても怒らないであげてください。笑
性質を知ると、相手を大きな目で穏やかに見る事ができます。
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休日の家族の時間の過ごし方にもタイプが見えます。
「家族の時間を大切にしたいタイプ」と「夫婦で別の事をしていてもOKなタイプ」。
もし同じカテゴリーだと問題はないのですが、そこが一致しない場合、話し合いが必要です。
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「ルールが好きなタイプ」と、「臨機応変が好きなタイプ」
上司と部下の関係で悩んだ事があるとしたら、その考え方が大きく違ったからかもしれません。
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いかがでしょうか?
生まれ持っている性質を知ることは、子育て・健康・夫婦関係・自分のこれからの人生・・・いろんな場面に応用できる、素晴らしいツールだと思いました。
講座の最後に、希望者を募って、旦那さん・子供との相性や気をつける点について公開セッションもしてもらったのですが、私自身、夫と息子との関係の中で、人に話した事のなかったり、自分でも意識した事のなかった性質を言い当てられてびっくり・・・!!
敦子さんが繰り返し伝えてくれたメッセージは「自分が満たされて初めて、周りに優しくできる」ということ。
『緊急時の子供への酸素マスクのつけ方』覚えていますか?
まずは、親がつけてから、子につけるという順番です。
自分を満たす方法を知って、はじめて他の人に優しくできるのです。
私は、今回この講座に参加して、自分が満たされる新たな方法を知る事ができました。
食生活にこだわったり、穏やかな気持ちで子育てしたり、夫へ優しく接することができたり・・・それは自分が満たされた上で次に進むステップ、その幸せのおかげでエンジンがかかるというイメージがわきました。
実際、講師をしていただいた敦子さん自身も、頑固な性質を持つ息子さんの様子を見て悩んだ時期もあったそうです。
頑固さとワガママは、捉え方によっては紙一重。
あまりの頑固さに「自分の育て方のせいなのだろうか?」と悩んだ時期もあったようなのですが、
星の位置で見る息子さんの性質を知ることで癒され救われたと言います。
子供も夫も、その性質にあった向き合い方をしていけばいいだけ。
性質をしれば自分や相手を否定する必要がありません。
星を読み解くことで、親子・夫婦・家族の幸せにつながり、土台が固まる。
「自分はこれでいいんだ」と知ることが、癒しに繋がる。
『人生を生きやすくするツール』として、多くのお母さんが子育てに活用して欲しいと感じました。
講師をしていただいた敦子さん、ご参加いただいた皆さん。
貴重な素晴らしい時間をご一緒させていただいてありがとうございました。
(Writer : Naoko Yasuda)
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