(Report) Vol.19 美を作るデトックス上手な身体作り

2017年2月3日のMothers' Earth School vol.19では、「美を作るデトックス上手な身体作り」というタイトルにて美樹さんより、お話をしていただきました。

Mothers' Earth Communityの日は、いつも快晴。(19回、連続記録更新中です!笑)

マリーナベイサンズが見える、44階ガラス張りの気持ちいい一室にて、美樹さんのお話はスタートしました。

現代に生きる私たちの毒素が溢れた環境のなかで、「幸せ」と「健康・美しさ」のバランスをとりながら、どうサバイブしていくのか。

なぜ健康で美しくいる必要があるのか。

それに、どれだけの価値があるのか。

健康でいるということはそもそもどういう状態なのか。

美樹さんの考える哲学、マインドの部分を深くお伝えいただきました。

今回の講座では、すぐに実践できる「解決策」もお伝えいただきましたが、それよりも「健康で美しく生きる」ということについて、すべての土台になる「基準」を手に入れられた感覚があります。

私たちに必要なのは、「野生の勘」を取り戻す事。

メディアで健康に良いと言われるものは沢山あります。

でも、根拠がないまま「なんとなくいい気がする」 「〜さんがいいと言っていたから」という曖昧な理由で生活に取り入れていませんか?

例えば・・・「ヨーグルトが身体にいいのか」という質問があったとします。

ある意味YESで、ある意味NO。

牛の餌はなにか?育てられた環境は?

ホルモン剤や抗生剤を打たれている牛なのか?

あなたの平熱は何度なのか?

今日のあなたの予定は?

あなたの生まれ育った場所は?

それはどこで作られたもの?

それぞれ、商品によって・食べる人によって「前提」が違います。

だから一概に「〜〜が身体にいい」と言うことはできないのです。

だからこそ、自分にとって「必要か不必要か」「快か不快か」を嗅ぎ分ける【動物的本能】を磨くことが大切です。

もちろん知識は大切です。

でも「美味しくない」と感じるものを、我慢して食べて、身体が栄養を吸収しているかというと、そうではありません。

詳しくは、文章で伝えにくいのですが、私たちの身体は、素粒子でできた、スカスカの空間です。

誰も住んでいない家が、すぐに草が生えて荒廃していくように、先生から無視された生徒が荒れていくように、人の意識が向いていなければ、身体もどんどん怠けていきます。

「美しさなんてどうでもいい」となった瞬間、お尻はたるみます。胸は垂れます。

自分の身体を愛するということ、意識を向けるということが大切。

(全身を、寝る前にさわってみてください。

それだけで意識の力が働き、電子の動きが変わり、身体が健康になるそうです)

意識の力によって、物質が変化する。

これは、スピリチュアルな話ではなく、量子力学の話です。

例えば・・・「ポテトチップスを食べたい!!!!」という瞬間もあると思います。

その時、どういうマインドで食べるか。

「美味しい〜〜〜〜幸せ〜〜〜〜」という気持ちで、罪悪感ゼロで楽しんで食べてください。

電子の力で、毒性が弱まるそうです。

「美味しいな」「楽しいな」などと、良い気分で食べると、身体全体の周波数が上がるため、悪影響が弱まります。

例えば・・・怒りながら大根おろしをすると辛くなる、と聞いたことありませんか?

それは意識の力です。

料理をおいしくするコツは、食材を神聖なものを扱うという気持ちで食べ物に接すること。

オーガニックじゃないとしても、食べ物に「ありがとう」「かわいい」「おいしくなるよ」と接すると波動があがるそうです。

人間の体を構成する、電子や素粒子に目を向けると見えてくる、自分が本当に望むもの。

「今、食べたい?」「何が食べたい?」

そう自分に問いかける習慣、ありますか?私はありませんでした。

その習慣をつけることで、野生の感覚を研ぎ澄ますことができます。

子供が残したものを、勿体ないからと食べていませんか・・・?

冷蔵庫のなかの物の傷み具合を心配して、メニューを考えていませんか・・・?

自分の体はゴミ箱ではありません。

子供の方がよっぽど毒にまみれていない存在。

必要なもの、そうでないものを嗅ぎ分ける本能は、大人の比ではありません。

自分の身体に必要な物、食べたい物をわかっています。

子供が嫌がるものはさせない。

嫌がる場所にはいかない。

食べたがらないものを無理やり食べさせない。

「後、一口食べたらテレビ見れるよ」と言って無理に食べさせている最後の一口は、栄養になっていないのです。

出産も授乳も、お母さんにとってはデトックス。

お母さんの毒素を、子供は全て引き受けてくれていることになります。

そんな子供たちへできる私たちの恩返しは、子ども達が本来もっている野生の感覚を鈍らせないように子育てすることです。

ではなぜ、健康で美しくいる必要があるのか・・・?

すべては「やりたいことを、やりたいタイミングでやるため」「夢を叶えるため」「自分の思うように人生を生きるため」です。

少し、考えてみてください。お金と時間になんの制約もないとしたら、何をやりたいですか?

例えば、世界一周旅行をしたいと考えたとします。でも、病気だったらいけません。

例えば、起業したいと考えたとします。でも、自分に自信がなければ、実行できません。

細胞から輝くほどの健康体でいれば、私たちはいつでもやりたい事を、「すぐに」叶える事ができます。

いつも美しく在ることができれば(思い込みでも、美しいと思えば)自信にあふれ、チャレンジをすることができます。

健康であり、美しくある意味は、やりたいことが出来たら、すぐに叶えるためです。

人生を楽しみ切るために健康でいる。

そのマインドセットを前提に、健康や美について学ぶと、これまで全く違う世界が見えてきました。

健康はゴールではなく、デフォルト。健康はスタート地点です。

細胞から輝く身体を手に入れて、生命体としてのレベルアップを図り、自分の人生の中で、やりたいことを叶えていけたらと思いました。

すべて自然派にする必要はありません。

自分が心地いいと感じる、一番幸せを感じられるラインを見つけて、バランスを取りながら、選択することが大切です。

美樹さんの伝えてくれた哲学は、人生のゴールや幸せについて考え直させてくれる、意義深いものでした。

素晴らしいお話をありがとうございました。


(Writer : Naoko Yasuda)