(Report) Vol.52 愛情たっぷり♡我が家のお薬箱 初級編

2018年4月2日、Miki Noriyukiさんによる

「愛情たっぷり♡我が家のお薬箱 初級編」が開催されました。


前回開催されたお薬箱の講義後、「基礎の基礎から学びたい」と言う声が多数寄せられ、開催されることとなった今回の初級編。

参加者全員のメモを取る手が止まらないほど充実した内容で、すぐに実践したい!そして自分自身ともっと向き合いたい!と思える講義となりました。

「バッチフラワーレメディー」「ホメオパシー」という言葉。

皆さんは聞いたことがありますか?

植物・自然由来のレメディー。

西洋医学の一般的な薬とは違い、私たちに悪い影響をもたらす副作用も無ければ、依存性もありません。

そして、赤ちゃんからお年寄りまで安心して使えます。

魅力的な作用を持った沢山のレメディーを、美樹さんは一つ一つ紐解くように教えてくださいました。

「病は気から」といいますが、その「気」に働きかけ、心も身体もハッピーにしてくれる。

もし、そんなレメディーを使いこなすことが出来たなら…

使いこなすことまではできなくても、困ったときの選択肢の一つとする事ができたなら…

家族や大切な人の心身を癒し、そして自分自身をも癒すことができるのではないでしょうか。

今回の講義では、そんなバッチフラワーレメディー、ホメオパシーの基礎を、わかりやすく丁寧に教えていただきました。

================

バッチフラワーレメディーの正体とは?

================

人は誰しも心乱れる時があります。

子どもの機嫌が悪い時。

旦那さんや、恋人、友人がイライラしていると感じる時。

皆さんはその様子をどのように捉えていますか?

交わす言葉がなくとも「今日は機嫌が悪いんだな、イライラしているんだな」となんとなく肌で感じ取れた、という経験はありませんか?

そして、その感じ方は「うまく言えないけれど、なんとなく分かる」という感覚であって、論理立てて説明できるものではありません。

バッチフラワーレメディーについても、現代科学で証明されていないことがいくつかあります。

そのひとつとして、38種あるバッチフラワーレメディーをそれぞれ科学的に分析すると、どれも保存料であるブランデーの成分しか表れないことを美樹さんは教えてくださいました。

しかし不思議なことに、レメディーはそれぞれ異なった働きかけで、私たちの心身を癒してくれます。

「怪しいでしょ♡」と微笑みながら、それはなぜなのかを教えてくださる美樹さんの話に、参加者一同驚くばかり。

自然が持つエネルギーの偉大さは、まだまだ現代科学では十分に証明されていないのです。

それでも、確実に受け継がれてきた、この秘密のお薬たち。

そんなレメディーの力を借りることは、自然の放つ周波数にアクセスし、壮大なエネルギーに包まれ、癒されることなのです。

参加者の想像を超える、バッチフラワーレメディーの可能性を知ることができました。

================

子どもの癇癪 本当に困っているのは誰?

================

子どもが癇癪を起こしたとき、私たち親はどうしていいのか分からず、困り果ててしまうことはありませんか?

床に寝そべってしまって動かない。

ご飯を食べたくないと泣く。

おやつが欲しいと泣く。

そんな場面、よくありませんか?

会場にお持ちくださった、美樹さんのご家庭のお薬箱。

その中からいくつか、どんな状況で役立つのかを話される美樹さん。

「幼稚園に行きたくないと泣いている子供に飲ませてもいいですか?」

という参加者の質問に、

「子どもの泣いている本当の理由は何だろう?

本当に困っているのは、泣かれてしまって嫌だと思っているママの方じゃない?

じゃあ、ママがこのレメディーを飲んだら良いのよ。心が落ち着くから」と話されました。

これには参加者一同、目からうろこ。

困っていたのは子どもではなく、親である自分自身だったのです。

自分と向き合い、本当に困っていることは何か、心の奥深くでどんな感情を抱えているのかを理解し、本当に必要なレメディーを選択する、そんな美樹さんの鋭く的確な洞察力に、参加者は目を輝かせていました。


美樹さんは、まず普段の生活を見直すことが全ての基盤であると言います。

レメディーを始めとした、自然療法に頼る前にすべきこと。

それは、衣食住を整え、心を整えることです。

日々の生活を丁寧に積み重ねていくことが、一番大切なのだと気づかされました。

私は「自分の心ありきで世界は変わる」という美樹さんの言葉が、とても印象に残りました。

他人の行動や考えに自分の心が影響されていては、心の浮き沈みが激しくなり、疲れてしまいます。

自分の心の持ちようで、周りの世界の見え方が変わってくるという美樹さんの話に、参加者全員とても心を動かされました。

そして、バッチフラワーレメディーが作用するのも、まさにその心の部分。

普段の生活をきちんと整え、困ったときはレメディーの力を借りればいいのです。

「感情を我慢するという努力は要らない」と話される美樹さんの言葉に、気持ちが楽になったと感じる参加者も多くいました。


バッチフラワーレメディーやホメオパシーを知らなかった、もしくは知っていたけれど、なかなか使うまでに至らなかったという参加者には一歩を踏み出すきっかけとなり、また、既に生活に取り入れている参加者は美樹さんの話からより深くレメディーを知ることができました。

まずは毎日の暮らしを丁寧に整えながら、困った時は自然の力を借りる、そんな生活ができるよう、学びを続けていけたらと思います。

Writer : 渡邊香織

Mothers’ Earth Community 代表:安田 菜穂子