2018年1月12日、フードスペシャリストAtsuko Sugaさんによる「星読み講座」が開催されました。
普段、Mothers' Earth で安全安心な食材の選び方など自然派の食や体のことをお話しして下さる敦子さんですが、実は占星術も自然派と深く関わりがあると言います。
それは、占星術が「古来の医術とともに歩んできた学問である」ということ。
同じような症状であっても、改善するアプローチの仕方はその人がどのような星座であるかによって変わってくるといいます。
敦子さんがお話しして下さった占星術は「今日の運勢」や「ラッキーアイテム」といったスピリチュアルなものではなく古来の人々より学び継がれてきた膨大なデータに基づく統計学です。
まず、「星座は天から与えられた自分探しの旅の羅針盤です」という敦子さんの言葉に
参加者全員が一気に引き込まれて講座がスタートしました。
私たちが生まれたときの太陽の裏に位置していた星座は「太陽星座」、月の裏に位置していた星座は「月星座」と呼ばれ、それぞれが自分の本質に大きく影響しています。
生まれたその瞬間の星座の位置ですから、当然それは生涯変わることはありません。
「太陽星座」は、その人が人生の中で目指すもの、社会の中で発揮するものを表しています。
「月星座」は、その人がもって生まれた性格や傾向を表しています。
参加者の皆さんには事前に自分自身と家族(夫、子ども)の「太陽星座」と「月星座」を調べてきてもらい、講義では敦子さんから12星座それぞれのキャラクターについて、イメージしやすいようにひとつひとつ説明頂きました。
シンプルな考えをもつ星座、複雑な思考の持ち主である星座など…。
自身の星座を踏まえたうえで説明を聞いていると、思い当たる節が出てくる出てくる。
参加者一同大きく頷きながら話に聞き入りました。
次に、各星座は4つのグループに分類され、属するグループにより得意なことや性質、役割などが大きく違います。
「じっとしているのが好き」
「足かせがあるのが嫌」
「頑固で人の意見に耳を貸さない」
「周りに流されやすい」
など相対するグループでは逆の性質を持ちます。
自分と家族の太陽星座と月星座がどのグループに属しているかを確認すると、夫と属するグループが同じである人、まったく違う人。
夫とは同じグループの星座なのに、生まれた子どもは全く違うグループの星座を持っている。
など、それぞれが家族の性格や行動に思い出し、
「これまで夫の行動が全然理解できなかったけど、それは彼の月星座である山羊座の性質からだったのか!」
といった気づきがたくさんありました。
星座は相手を受け入れるツールでだと敦子さんは言います。
変えようのない本来の性質を知ることで、
「相手がどのようなアプローチで愛情を感じるのか」
「どういったことが苦手なのか」
を掴み、相手の嗜好に合わせたコミュニケーションからより良い関係を築くことができます。
それは「もう変わらないからしょうがないよね」という失望や諦めとは少し違う。
夫や子どもへの「なぜ?!どうして?!」といった苦悩から自分を解放することだと感じました。
今回、自分の太陽星座と月星座両方の性質を知ることで
「そうそう!わたしってこんな性格!!」
と合点がいく場面がたくさんありました。
それを「 『あなたはこんな人間でいいんだよ』という天からのお墨付き」と敦子さんは表現していました。
人間は共感されることで、安心を得て、自信に繋がっていくのだそうです。
わたしが今回経験したのはまさに「天から共感され、このままの自分でいいんだという安心感を得た」ことでした。
そして、こんな風に自分を認めることが幸せにつながる近道だと敦子さんは言います。
自分が幸せだと、夫ともより良い関係が作れます。夫婦関係が良好であれば、ふたりの間の子どもとの関係も安定します。
家族の幸せのスタートはまさに自分の幸せから始まるのです。
敦子さんから教えて頂いた星読みの知識は、自分と家族の人生を幸せにする古来の人々からの素敵な贈り物でした。
講義後のランチ会では、敦子さんによる個別の星読みタイム。
夫婦関係や子育てに関する悩みなどプライベートな内容なだけに希望者のみということでしたが…。
まさかの(いや、予想通り?! 笑)全員が希望。
講義で学んだ星座やグループの特性を踏まえ、家族の性格やその関係性などを敦子さんに説明頂き、全員でシェアしました。
ずばりと言い当てる敦子さんの星読みは、笑いあり、時に涙ありでしたが、そこにあるのは「家族の幸せ」を全力で想う、参加者全員の真剣なまなざし。エネルギーに満ちた素敵な時間となりました。
2018年の幕開けにぴったりなテーマの講義となった須賀敦子さんによる「星読み講座」。
星読み初心者である参加者全員がいつもと違った一年のスタートを切れたようです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
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