(Report) Vol.46 冷えと月経 クイーンボディの作り方

2018年1月22日、乘行美樹(Miki Noriyuki)さんによる「美を作るレシピ 究極の女子力アップ 自分の中の女神を輝かせるためのレッスンVol.4」が開催されました。

今回のテーマは「月経コントロール」。

皆さん、ナプキンで経血を受け止めるのが当たり前と思っていませんか?

でも昔の人はナプキンなんて使わず着物を汚さず生活していました。

私たちは生活習慣を整えたり、トレーニングをすることによって、経血が出るタイミングを感じることが出来るようになり、トイレで出せるようになります。

毎月の生理は【前月どんな生活をしていたかを示す通信簿】だと美樹さんは言います。

生理が「辛いもの」ではなく「楽しみ」になる。

体からのメッセージを受け取り日々に生かしていく。

女性として生まれてきた素晴らしさに気づける内容が詰まった、素晴らしい講義となりました。

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月経について、どんなイメージを持っていますか?

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まず、講義前の自己紹介の中で語られたのは、月経についての悩みでした。

「生理周期が不順」

「生理痛が重たい」

「そういった症状があっても、まぁ大丈夫だろうと放っていた」

「気づいたら、婦人科系のトラブルが見つかった」

私たちは、どうしてこんなに悩んでいるのでしょうか?

美樹さんは「それらの症状は、生まれた時から今に至るまで、自分の体にどんな仕打ちをしてきたかに尽きる」と言います。

講義冒頭の一言に、参加者一同が「ドキッ」としました。

女性の本来持っているべき力が発揮されていない“不自然”な身体の状態が、それらの症状を引き起こしているそうです。

そして、【月経は前の月の“通信簿”】との説明に、参加者全員が大きく頷いていました。

参加者それぞれに心当たりのある生活習慣が頭に浮かび、自分の月経トラブルとリンクした!という瞬間でした。

その月に体と心にどれほど負荷をかけていたか、という結果が、月経のあり方に表れるということだったのですね。

そして、月経は【月に一度のデトックス】であり、子宮が体に溜まった毒素を出してくれるそうです。

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女性の本当の力って?

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そんな私たちに、美樹さんが“月経の本来あるべき姿”を教えて下さいました。

・月経は月のサイクルで起こるナチュラルなもの

・朝起きたら排血し、夜には一滴も出ない

・ナプキンではなく、トイレで排血する

・新月に始まり3日で終わる

このお話を聞き、女性が本来持つ力を発揮できる体にしたい!と参加者が目を輝かせていたのが大変印象的でした。

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本来の女性の力を取り戻したい!

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講義では、美しく健康な女性の体、子宮を実現するためのヒントも沢山教えて頂きました。

・体を冷やさず、自家発電できるあたたかボディ作り方

・女性にとって必要なインナーマッスルを効果的に鍛える運動

・自然派のイメージのある「布ナプキン」が良い訳でない理由

・化学製品のはいったナプキンを使わないメリット

・経血を漏らさない、膣を鍛えるトレーニングの方法

なぜ、そのポイントが重要なのか詳しい説明もあり、早く実践したい気持ちが強くなりました。

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月経の辛いイメージとさようなら

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月経を「月に一度の嫌なもの」ではなく、参加者のだれもが「次の生理が待ち遠しい!」と思えるようになった魔法のような2時間。

「未来を生きる女性である娘に、正しい知識を伝えたい!」という強い意気込みを持たれたお母さんもいました。

学校での教育や一般的に流通しているものが全て正しいという訳ではなく、月経を「あるべき姿」に戻すためには、私たちが正しく理解し判断していく力が求められています。

自分の体を改善すること、女性の身体の素晴らしさを子供に伝えられることに、今からワクワクが止まりません。

「本来の女性の体の持つ力を取り戻したい!」と参加者が前向きな気持ちになり、講義後のランチ会でも質問が止まりませんでした。

美樹さん、今回も素晴らしい時間をありがとうございました!

Writer : Rina Nakashima