(Report) Vol.62 お気に入りのキッチンで作る野菜の宝石箱~重ね煮~

2018年7月4日、Atsuko Sugaさんによる「お気に入りのキッチンで作る野菜の宝石箱~重ね煮~」が開催されました。

毎回大人気の敦子さんのクッキングレッスン。

申し込み開始から3分で満席となり、沢山の期待が集まっての開催となりました。

開催場所は敦子さんのご自宅のキッチン。

一歩足を踏み入れると、目の前に広がる緑、素敵な空間。

敦子さんのお気に入りの道具や食器が並ぶキッチンで聞くことは、いつもの講義とはまた違う説得力と敦子さんの家族や地球への想いを感じました。

レッスンの内容は、重ね煮の「基本の作り方」と「アレンジレシピ」のデモンストレーション。

約1時間で作ってくださったメニューはこちらです。

・ラムシチュー

・ラムロースト

・重ね煮とフルーツの胡麻和えサラダ

・お味噌汁

・白いご飯(タイ米)

料理をしながら、野菜のエネルギーと体・心との関係についてなど、広く深くお話をしていただき、心もお腹も喜ぶ、充実した時間を過ごしました。

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お野菜のお出汁を最大限に引き出す重ね煮の魅力

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敦子さんの重ね煮との出会いは今から2年前。

お味噌汁が大好なご家族のために、より安心安全なお出汁はどのようにとることができるのか色々と調べた結果、魚のお出汁を使わないでも美味しいお味噌汁が作れる、重ね煮にたどり着いたそうです。

野菜の旨みがたっぷりと凝縮された重ね煮は、お味噌汁だけでなく、色々な料理に変身!

作り置きもできるので、敦子さんのご自宅の冷蔵庫には常備されているとか。

参加者からは子どもが野菜を食べるにはどうしたらよいか、皮を剥かず野菜をいれて本当に大丈夫なのかなど様々な質問が出ました。

敦子さんは体と心・食べ物のつながり、野菜の陰陽のルール、子どもが野菜を欲しない理由など根拠ある丁寧な説明をしてくださり、参加者からは日頃の悩みが吹き飛んだという声も上がりました!

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料理は気持ちで左右される!?

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「イライラしながら作るお料理は相手に伝わる」

「野菜は生きているのでイライラしている時でも、野菜に触れると気持ちが落ち着き、野菜に助けてもらえる」

と敦子さんは言います。

感謝の気持ちを持って食べ物と向き合う敦子さん。そんな風に食・地球と共生する姿勢は、誰もが真似したいと思った瞬間でした。

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アレンジ万能な重ね煮

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こだわりの塩・スパイス・醤油・砂糖・はちみつの数々が登場したかと思ったら、次から次へと出来上がるアレンジレシピ。

1つの重ね煮から、あっという間にたくさんのお料理が完成!!

目でも舌でも楽しませていただき、全員あっという間の完食。

敦子さんのレッスンは、単に料理方法を学ぶということではなく、材料の揃え方、料理を通じて体の声や家族の声に耳を傾けること、地球のことを考えた暮らしをすることなどを知ることができる奥深いものでした。

簡単にできる重ね煮から生まれる幅広いアレンジに感激し、すぐに実践したくなるものばかりで、レッスン後、早速ご自宅で重ね煮作りを楽しんだ参加者も。

食材や調味料選びも今までよりも断然楽しくなりそうです。敦子さん、素晴らしいレッスンをありがとうございました。

Writer : 鎌倉 麻里

Mothers' Earth Community代表:安田 菜穂子