サポートメンバー内で勉強会を開催しました!!
Mothers' Earth Communityでは、サポートメンバーの知識や見識を広げ、イベント企画のヒントを得る為に、不定期でサポートメンバー内の勉強会を開催しています。
ボランティアのサポートメンバーによって運営されているMothers' Earth Communityですが、メンバーの意識はプロフェッショナル!
「こんなチームはどこを探してもなかなか無い!」とサポートメンバーから声も上がるほど、それぞれ強みの違うメンバー同士が研鑽しあって、コミュニティの中心となり、Mothers' Earth Communityを作り上げています。
これまでもサポートメンバー内で勉強会は実施してきましたが、今回初めてレポートという形でお届けしたいと思います。
今回の勉強会の講師をしてくれたのは、サポートメンバーとして活動する三木ゆう子さん。
シンガポールで気軽に手に入る食材を使った家庭料理教室「しあわせ土鍋ごはん」の開講を控えたゆう子さんに、座学と実技を盛り込んだ勉強会を行っていただきました。
勉強会は「家族の体調や季節に合わせてメニューを考えます」という、料理を作る前に必要な考え方の軸となるお話から始まりました。
豆皿に入った本日の主役〝生薬〟が目の前に並び「それぞれの生薬の名称とその効能を知っていますか?」と問いかけられ、初めて目にする生薬に興味津々。
早くも、ゆう子さんの世界の奥深さを察知した参加者でした。
その後、実際に参加者がキッチンで野菜を切って、食材の香りを楽しみながら調理を進めていきます。
雨季ということと、今回の参加者の体調を考慮し、東洋医学における陰陽の間にあたる「平」を意識した5品を教えていただきました!
サヨーテ、八角へちま、ターニップなど日本ではあまり馴染みのない野菜も、シンガポールでは主菜、副菜、滋養スープなどに彩りを添えます。
こんなお話をお聞きしました…
今回のテーマ「シンガポールの家庭料理」について、ゆう子さんからこんなことを学びました!
- 栄養面も美味しさも考慮したい!精米方法と炊き方
- 料理をするのは○○世代まで!?シンガポールの食文化マメ知識
- 生薬の種類や効能、生薬を使った滋養スープに欠かせない!肉のおすすめ部位と英語での注文方法
- 素材を活かす、シンガポールのローカル野菜の活用術
- 出張帰りの旦那様の疲れを癒すおすすめの飲み物
- 母の知恵!半解凍で?茹でてから?野菜を切るタイミング
今回の勉強会では、
「この野菜はどこで買えるの?新鮮さを見分けるポイントは?」
「基本の生薬の選び方は?」
「醤油はどこのもの?ホワイトビネガーは何に使えるの?」
「滋養スープを作るスロークッカーってどう?」
など、実際にゆう子さんが使っている調理器具や食材の数々について、サポートメンバーからの質問が飛び交い止まりませんでした。
質問にひとつひとつ丁寧に答えつつ、料理の味を見ながら醤油を足したり、自らの舌を頼りに味付けをしていくゆう子さん。
そんな姿を見て、これこそが変化する日常に合わせた料理を作り上げる秘訣なんだと感じました。
そして出来上がった色鮮やかな各種のお料理を全員お待ちかねでいただきました。
初めて調理する野菜ばかりなのに、なぜか和食のようにスッと口の中に広がる優しい味わいに驚きの連続。
今では料理をする家庭が減ってしまったシンガポールの貴重な食文化を垣間見れ、新しい世界にワクワクが止まらない参加者一同でした。
参加したサポートメンバーの感想をご紹介します!
丁寧に生きるゆう子さんの姿勢、想い、お義母さんとの関係や受け継ぐもの、すごく素敵だなと思いました。
もっともっと話を聞いていたかったです。
これまでどうやってチャレンジしたらよいかわからなかったローカル食材や街でよく見かける生薬について教えてもらい、自分も試してみたいと背中を押してもらえて世界が広がりました。
どの料理も美味しく優しい味で心と体に染み渡りました!(M.K.)
これまでゆう子さんが学んだこと、吸収してきたことをシェアしていただきました。
話を聞いていて、家庭料理に、決まったやり方・食べ方はないんだなというのが、ゆう子さんの言葉の節々から感じられたことは、私の中での安心と気楽さを認める時間にもなりました。
(R.N.)
サポートメンバーから多数のリクエストを受けて実現した今回の家庭料理実習。
在星歴が長く、シンガポール人の旦那様を持つゆう子さんが使う食材は、どれも当地では見かけるものの調理法が分からないものばかり。
そんな参加者のもどかしさが新たな発見に変わった日でした。
また、子どもが食べやすいようにお肉の骨を取り除いたり、より食欲をそそるため見栄え良く仕上げる食材の煮方を工夫をしたりと、家族への愛情を感じました。
そんなゆう子さんにとってキッチンに立つ時間は、自分自身を整える充電時間なのかなと思わされました。
早速、翌日から今回調理したターニップの煮物などを実践するなど、サポートメンバーたちの飽くなき探究心は続きます。
Writer: Maika Yanagigawa
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