(Report) Vol.118 冷えてる身体にさようなら あったかボディーの作り方♡ 心と身体をあたためて、毎日を快適に過ごそう!!

2020年1月20日、乘行美樹さんによる「冷えてる身体にさようなら あったかボディーの作り方♡」冷えに関する講義が開催されました。
「冷えってなんだと思いますか?冷えてることが体にどんな弊害をもたらすと思いますか?」
講義冒頭、美樹さんから参加者へこんな質問が投げかけられました。
実は、冷えと言うのは特にアジア人に多いものだそう。

そして、周りに気を使う日本人は周りを大切にするあまり、自分へエネルギーを集めにくく冷えやすいと言われているそうです。

では、そもそも冷えの何が悪いのでしょうか?
冷える=体が縮こまっている状態。
つまり体の消化力が落ち、血液が体にうまく回らなくなるため、本来行き届かなければならないところに血が回らないことです。
その結果、生理痛が酷い・イライラする・婦人科系トラブルなど体へ弊害が出てくることになります。
冷えの改善のために、一般的に言われている、靴下を履く・腹巻・生姜などはあくまでも体を【保温】しているだけ。
アイスノンにタオルを巻いているような状態だと美樹さんはいいます。
これだけでは冷えの根本解決にはなりません。
保温ももちろん大切です。
しかし、冷え取りグッズに頼るのではなく、自分自身の体で自家発電できることに重きを置くと様々な変化につながります。
そんな自家発電できるあったかボディーを作るために毎日できることを、講義では余すことなく教えていただきました。

こんなお話をお聞きしました…

今回のテーマ「冷え」について、こんなことを学びました!

・冷えの原因、そして冷えからくる体への弊害とは?
・冷えチェック。まずは自分の体を知ろう!
・36.5℃以下の人は冷えている!?
・陰性・陽性の食べ物の摂り方のバランス
・冷え対策とは?毎日の基本的なおすすめ習慣
・質の良い睡眠とは?
・冷やさない食べ方、避けた方が良い食べ物・飲み物
・体のコアの鍛え方。良い姿勢とは
・ストレスを溜めないための寝る前の過ごし方、毎日のリセット方法
・すべての女性に知っておいて欲しいあったか子宮作り
・親子で楽しく!子どもの冷え対策
・エネルギー満タン!家族の充電器となるためにできること
冷え対策で美樹さんが教えてくださったのは、規則正しい生活をすることなど誰もが1度は聞いたことがあるようなことばかり。 
基本の生活を整える。
しかし「それするとなぜ良いのか?」本質を理解できていないがゆえに、生活に取り入れられていないことが多く、ハッとする参加者一同。
目指すのは昔の人がしていた食生活と日常生活!!
昔の人が当たり前にしていた、布団の上げ下ろし、雑巾掛け、和装での立ち居振る舞い、畑仕事。
これだけで体のコアが鍛えられ自然と冷えないからだが作られていました。
それに対して現代は、日々足腰を使う機会が圧倒的に少なくなってきています。
しかし意識をすることで、日常生活でも体を鍛えられることはたくさんあることを教えていただきました。 
講義中には、体をあたためることができる効果的な深呼吸方法を行い、それだけで一瞬で体があたたかくなることを実感した参加者。
そしてとても興味深かったのは【血液劇場】!!
美樹さんが血液役、参加者3名が各臓器役(①心臓付近の組織・②中間の組織・③末端の組織)です。
体温が高いあたたかい血液が全身をめぐる場合の、各臓器への酸素の供給と老廃物の回収と、体温が低い冷えている血液ではどのように異なるのか劇場形式で説明してくださいました。(会場は大爆笑!)

あったかボディーになることで、あたたかな血液がめぐり栄養が全身にいきわたることがよく理解できました。

参加者より嬉しい感想をいただきました!

今日教えていただいた体温を上げる習慣は、どれも自分の中の意識改革で、すぐに実践できることばかりなのが嬉しいです!
私は産前、毎月倒れるくらいひどーい生理痛で鎮痛剤が欠かせませんでした。
日本の冬でもアイス、ホットヨガや足湯での自己満冷え対策、とりあえずの根菜料理や漢方などなど...!汗
特に子宮へきちんと血や栄養を送れていなかったんだなぁと自分の生活習慣を振り返れた良い時間でした。
常夏のシンガポールでも、毎日のサラダボウルランチ、フリース着用、でも素足生活。
極寒オフィスでのデスクワークの中、何で足が浮腫むんだろう、と思っていた日々の疑問、今ならその対処法がわかる気がします。
また、質問していた方もいたように、子どもの体温を上げる習慣もとても参考になりました!
子どもって汗だくのことが多くて、冷えとは無関係だと思っていました。
令和の時代に生まれた娘に、昭和風子育てをしてみようと思いました。
(M.Y.さま)
これまでにも美樹さんの講義を何度か聴かせていただいていたので、暮らしの基本をおさらいするような形でしたが、意識できていないことに対しての気づきが多くありました。
エアコンが効いた室内で誰よりも手先が冷たくなるスピードが早く、外出先では靴下や腹巻を忍ばせることが多々ありましたが、根本解決に目を向けていませんでした。
食事からのアプローチ以外に美樹さんが提示してくださった雑巾掛けをする、お風呂に入る、深呼吸する、爆笑する、子どもたちの無邪気さを愛でる、自分なりのストレス発散法を堪能する、携帯と離れる、朝日を浴びるなど、当たり前だけど忘れがちな小さな積み重ねを大切にすることにわたしは心地よさを感じるんだった~と思い出すきっかけになりました。
今朝は子どもたちと一休さん拭きをしてから登校しました。
浄化と子どもたちのギャハハのパワーを感じながら、生きていられる感謝の気持ちにおぼれそうでした。
(Y.M.さま)
美樹さんの教えてくださることは毎回すぐに実践できることが多く、やってみたいと思えることばかり。
方法だけでなく、体の仕組みと連動させて、冷えを根本から解決することの大切さを話してくださったので理解も深まりました。
3カ月、3年と続けていくことで体は必ず目に見える変化があらわれてくるそうです。
早速実践してみたと言う参加者も多数。
次回はこの冷えの講義の継続講義となる「月経コントロール」の講義があります!
それまでにできることを増やして、変化していくあったかボディー作りが楽しみです!
参加者それぞれが、体も意識も変わるきっかけとなる良き学びの時間となりました!

Writer:鎌倉 麻里