(Report) Vol.81 子どもの能力を最大限に引き出す子育て

2019年2月21日、乘行美樹さんによる「子どもの能力を最大限に引き出す子育て」が開催されました。

講義の冒頭、参加者みんなで確認した子育てのゴールは「自立」と「自律」。

自立・自律する力を引き出すのは、特別な場所や経験を用意することよりも、親の揺るがない心で、どう接するか、どう仕掛けるか、毎日毎日のコミュニケーションや暮らし方の中に、チャンスが溢れています。


美樹さんからこんな言葉が・・・

「魔法使いの子育てをしましょう〜!!」


食事をしてくれない…

肝心な場面で親を困らせる…

ダメだと言ったことを何度も繰り返す…

そんな悩みから卒業できそうなワクワク感とともに、一つ一つの魔法を頭と心で吸収しようと一生懸命な参加者のお母さんたち。

家族を想うお母さんの愛と、そんなお母さんたちに惜しみなく魔法を伝授して下さる美樹さんの愛とで、とても熱い2時間となりました!

こんなお話をお聞きしました…

思わず頷いてしまうような”子育てお悩みアルアル”に対して、目から鱗のアプローチ!そして、理解が深まる根拠!

メモがする手が止まらないほど、母が持つべき子育てマインドと数々のハウツーを教えて下さいました。

・1歳までは「○○」の中で育てる。

・子どもに注意をした時、効果的な会話の切り上げ方

・ついつい言ってしまいがちな最後の『あの一言』がすべてを台無しに…?!

・エネルギーの塊の子どもたち。1日どれくらい歩くのが充分な運動量?

・子どもに「サンタさんは、パパママでしょ?」と将来聞かれた時、子どもの成長に効果的な回答は?

・人見知り、場所見知り、それは、○○という能力!!

・子連れでセミナー等の静かにしてほしい場所に行く前に、子どもに知らせておくべき事とその方法。そして、親自身が覚悟することとは?

・子どもと共にする空間の中で、どの程度、どんな感じで子どもに意識を向けると、子どもはリラックスしていられる?

・肝心な時にギャン泣きして、困らせる。その理由は…?

・勉強できる子になってほしいなら、○○は禁止!

・ついつい言ってしまう「スゴイね」「イイ子だね」はどうしてダメ?本当にすべき褒め方とは?

・子どもと目を合わさずにつぶやく!?子どもの潜在意識に刷り込む魔法の言葉がけ

講義の後半では、参加者全員で、“愉氣”を体験しました。

“愉氣”とは、氣を集めて、手から注ぐこと。

このお手当てによって、本来の自然治癒力を目覚めさせ、体の機能を高め、バイタルエネルギーを呼び覚ますことができ、昔の人は、これを当たり前に活用していたそうです。

美樹さんも手からエネルギーを出すことができるそうで、その色は白とゴールドだとか!

初心者の私たちでもできる、子どもの寝かしつけや、家庭の外でお仕事に励む旦那さんにも届けられる効果抜群の愉氣を教わりました。

パワーを送ることができると思うだけで、母として、妻として、なんだか自信がわいてきました。

参加者より嬉しい感想をいただきました!

一言で、とっても楽しかったです。今回も、ハッとすることや、新たな学び、気づきが沢山あり大変勉強になりました。
まずは子供を見守る氣が大事というお話の中で、自分は普段我が子と一緒に過ごしていても、その子に氣を集めることが全く出来ていなかったことに気付きました。その子の普段の状態を知る為には観察が必要とわかっていながらも、なかなかじっと見守る余裕がなく、出来ていないなと感じていたのですが、氣を子供に向けるだけでも大きく変わるのだとわかりました。今までどれだけ成長を見逃してきたかと振り返り、今後はどんな時も意識を向けていきたいと思いました。
また人を喜ばせる喜びを教える、という概念はとても素晴らしいと思いました。お友達や家族へのサプライズ計画など、すぐにでも出来そうな事を実践してみようと思いました。この感情を知ることは、今後我が子が生きていく上でのベースとなり、大きな宝になるのではないかと感じました。
普段の自分の子供への振る舞いを振り返り、反省し、軌道修正させて頂くいい機会となりました。本当にありがとうございました。
(S.T.さま)
美樹さんの子育てには、とても興味がありました。お子さんとの関わり方や、協力的な夫婦関係を知っていたので、こだわりが多く、様々なことを追求して、研究に余念がない美樹さんがどんな考えをベースとして子育てしてるのか?はとても興味がありました。
実際聞いてみたことを、実行してみてビックリ!!
潜在意識を書き換える声掛け、すごく効きました♡
子どもたちにいつもなら怒ってしまうときにも、なってほしい未来の願望をシンプルにつたえながらこうして欲しいと伝えてみました。
「優しくて賢い○○なら、こういう時どうする?」と、解決策を一緒に考えたり。親の私が心が落ち着くという効果もありますね!(「この子は本当は優しくて賢いのに、間違うこともあるよね、という感じです)
効果が無いことを、私は結構やっていました。すごくいい振り返りと気付き満載の講義でスカッとした気持ちになりました♡継続してやっていきたいと思います!続編希望です♡
(N.Y.さま)
子どもの気になるところを、「あぁ困る…こうなってほしい!」と子どもの変化を期待するより、まずは自分の躾が出来ているか、とても心に響きました。
早速、講義の直後から、自分が変われば子どもたちが変わると実感しています。
講義翌日に、ベビーカーなしで2歳の息子と3時間お出かけました。バスに乗り、ショッピングモールにも入りました。講義ご一緒だった方は分かると思いますが、エネルギー有り余っている男の子です。お家出る前にお願いしたこと、守ってくれました。どこかに走って行きそうになったり、お店の商品に手が伸びそうになったりしましたが、私のシンプルな声がけに、しっかり反応してくれました。
自宅を目の前に、歩けなくて、しゃがみ込んでしまいましたが、私のブレない声がけと、エネルギーチャージ(愉氣の出番ココであってますか?笑)で、再び歩き出しました!!
夕方には、娘が加わって3人で過ごす時間も、美樹さんに教わったとおり、子どもたちに私の意識の向けていたら、穏やかなものになりました。いつもと違った子どもたちの言動が見られ、蓋をしてしまっていた子どもたちの能力や感情を開かせたんだなと嬉しくなりました!
これまで、子育てに力が入っていたんだなぁとも思いました。
これからも継続して、子どもや夫との時間を楽しみます♡
(匿名希望さま)

「躾という言葉はありますが、躾されるべきは親の方です!」と美樹さんは言います。

子どもの可能性を潰しかねないNGセリフを使っていたな…と振り返る参加者たち。

そういった言葉は、意識していても口から出てしまうものです。

美樹さんのこの言葉が心に突き刺さるかのように、「今日から、自分のこんなところを変えよう!」と親である自分自身の躾を考えさせられました。

それと同時に、新しい魔法をたくさん学んだことで、子育ての悩みが解決できそうだと明るい光を感じました。


子どもが子どもらしく、今を生きてほしい。

そして、子どもが本来持つ能力をいっぱいいっぱい引き出し、将来の自立・自律に繋がりますように…。

親としての役割を再確認し、親の奥底に眠っている魔法のような愛の力の存在を知った講義でした。

美樹さん、ありがとうございました!


Writer: Rina Nakashima