(Report) Vol.101 子育て6週間集中サポート@オンライン

幼児教育のプロフェッショナルとして、毎月子育て講義をしてくれている川口由佳子さんによる【6週間オンライン集中講座】が、開催されました。
今回のテーマは、「子どもの遊ぶ力・創造力を育てる環境づくり~子ども部屋・プレイゾーンを劇的に変える6週間!!~」。
2019年6月18日より、新企画として1期がスタートし、6週間の全日程を終え、閉講しました。
今回のオンラインスクールは、由佳子さんの講義に一度でも参加したことがある人のみが参加できるもの。
これまで学んだことを、毎日の自分自身の生活に落とし込めていない事も沢山あると思います。
「もっと深く生活に落とし込みたい!」
「習慣化したい!」
そんなニーズにこたえるべく、受講者それぞれが自宅で実際に【遊びの環境づくり】を実践するための講座として、初めて企画したものでした。
受講者は、シンガポール、そして日本在住の合わせて6名。
講座はまず、事前課題として、それぞれの自宅の現在の『プレイゾーン』を写真に収め、非公開の専用Facebookグループでシェアすることから始まりました。
増え続けるおもちゃに、兄弟喧嘩、お片付け問題…
子どもがもっと遊びに没頭して楽しめる遊び場を整えてあげたいと思っているのに、もやもやポイントは増えるばかり。
いったい何を目指して整えてあげればよいのか、もはやわからない…
そんな切実なお悩みがそれぞれの参加者から提出され、これからの6週間プログラムへの切実な期待が高まります。
そして、『子どもと遊び』、続いて『子どもと環境』というテーマで、Zoomを利用したオンライン講義を受けたのち、受講者それぞれが自宅で実践を行ないます。
同時に、Facebookグループでは、シェアとフォローアップが活発に行われ、最後のオンライン講義にて、それぞれの実践を改めて共有するという流れで受講が進みます。
講義が終わった後も1週間、オンライン上でのフォローがありました。
講師の由佳子さんとのやり取りのみならず、受講生同士横のつながりから学ぶことも多く、毎日Facebookグループの投稿を追いかけるのが楽しみな6週間を過ごしました!
講義から得た気づきをそれぞれの生活の場での実践に落とし込み、それに対する子どもの反応ややりとりを、すぐにアウトプットして、フィードバックがもらえるというのは、他では得られない体験!
わくわくがとまらない受講者たちの熱量はすぐにヒートアップしていきます。
由佳子さんが、参加者の気付きの深さから、3回目のZoom講義では「当初予定した内容をレベルアップさせた」とおっしゃるほどの、熱気あふれる6週間となりました!

こんなお話をお聞きしました…

「子どもの創造力を伸ばす環境づくり」について、こんなことを学びました!
  • 月齢・年齢に応じた『遊びのパターン』と発達段階の関係
  • 子どもの『遊び』は世界を理解してゆくための反復練習
  • いたずら?無関心?実はどんな瞬間も遊んでいる子どもと向き合う方法
  • 遊び方は一つじゃない!『おもちゃ』に対する親の固定概念
  • 「子どもの創造力を伸ばす環境づくり」について、こんなことを学びました!
  • 月齢・年齢に応じた『遊びのパターン』と発達段階の関係
  • 子どもの『遊び』は世界を理解してゆくための反復練習
  • いたずら?無関心?実はどんな瞬間も遊んでいる子どもと向き合う方法
  • 遊び方は一つじゃない!『おもちゃ』に対する親の固定概念
  • 「子どもの創造力を伸ばす環境づくり」について、こんなことを学びました!
  • 月齢・年齢に応じた『遊びのパターン』と発達段階の関係

受講者のみなさんからは、自らのトライ&エラー、そして、Facebookグループ上でのシェアとフォローによって、上に書いたような内容をまさに【体感として】学ぶことができた!との感想が寄せられました。
単発講義では感じられない、継続オンライン講座の利点を感じられます。
その中でも特に盛り上がったのは、兄弟がいる子育てをしている受講者さんからの、『兄弟喧嘩』についてのトピック。
どうしても、下の子の安全に配慮したおもちゃの提供の仕方になってしまい上の子の主体性が損なわれているようで心配だったり、一つのおもちゃで仲よく遊べなかったり…
兄弟が居なくても、こういう場面にはよく遭遇しますよね。
由佳子さんからの情報提供をヒントに、それぞれの発達の違いに配慮しつつ、ニーズに合う環境づくりを試行錯誤した結果、「上の子の気持ちに余裕が生まれ喧嘩が劇的に減った!」という声や、「上の子のおもちゃに気を引かれていた下の子自身の本当の興味に気づいてあげられた!」という変化が報告されました。
遊びへの欲求は常に子どもの中にあり、環境を整えてあげることで、その【遊ぶ力】を自然に発揮できることを、受講者一同で体感することができました。

参加者より嬉しい感想をいただきました!

受講するか迷っていたのですが、受けて本当に良かったです。子供が遊びたくなる環境づくりは幼稚園で概要を教わっていたのでディスプレイを大事に!とは思っていたものの、学校みたいに贅沢なスペースを使うことはできず。
とりあえずしまい込まずに雑然とごちゃごちゃになってしまっていた遊び場に、綺麗な基準軸ができた事が今回の大きな収穫でした。
娘が模様替えをした翌日に夢中で静かに遊んだ時の感動は今でも忘れません!

また断捨離方法とおもちゃの入れ替えのタイミングも非常に参考になりました。

今後の課題はお片づけ。

1人で遊ぶ時は大丈夫なのですが、友達と遊ぶと、やはりそのお友達のものが物珍しいのか、ありとあらゆるおもちゃを棚から出して、そのまま、、という事が多かったり、

お友達が来た時などは、この環境での決まりを、ルールを作った娘と私だけでなく、ほかの家族にも共有できるよう意識できたらなと思います。

これからも子供の好奇心の芽が開くことの喜びを感じることを楽しみつつ、子育てしたいなと思いました。

(Y.Sさま)

何となくこれでよいのかとモヤモヤを抱えていたプレイエリアや子どもの製作した作品の保管方法。
マザーズアース初めての試みであるZoomでの連続講義というのもどんなふうに展開していくのかととても楽しみに参加させていただきました。
講義→実践→みんなで取り組みや意見を共有することを何度か繰り返し、たくさんのヒントをいただけたので、

次はどういう風にしてみようかなと自分の中で色々アイディアが湧いてきたり毎回の講義や皆さんの取り組みがとても楽しみでした。

子どもを観察すること、環境がいかに大切であるか、子どもは自分で何でもできる存在であること、親がいかに邪魔せずに子どもの世界を大切にしてあげるかなど再認識できました。

子どもが楽しい環境であること=ママが楽になれることというのも新たな気付きでした。

プリンセス好きでこれまでそんなには男の子のおもちゃに興味がないと思っていた息子は、実はそうではなくて、プリンセスも好きだけれど、車や電車も好きだったという笑ってしまうような発見もありました。

単に身近にプリンセスがあっただけで、環境を変えるだけで同じくらい男の子のおもちゃも好きだったんだということがよくわかりました。笑

今は色々なものでバランスよく遊んでいます。

子どもの興味は絶えず変化して行くと思うので環境作りに完璧というものはないかもしれませんが、これからも子どもをよく観察してトライ&エラーを繰り返しながら楽しんでやってみたいと思います。

モヤモヤしていた気持ちもスッキリしましたし、今回の講義で学んだことは単に環境を整えることに留まらず、もっともっと子どもの気持ちに寄り添うものであり、さらには知りたかった兄弟喧嘩のことまで知ることができて目から鱗の連続でした!

講義は既に終わっていますが、終了後今もなお学んだことは常に心の中にあって、今日はこれをやってみたよー!とみんなに報告したくなるような気持ちになります。

(M.K.さま)

「子どもの創造力を伸ばす環境づくり」がテーマのオンライン講座でしたが、終わってみれば、『遊び場づくり』という狭いテーマにとどまらず、『どのように子どもの変化を観察するか?』そして『自分はどのような子育てがしたいのか?』といった部分に向き合うことができる、深い講座となりました。
子どもがどんどん成長していくなかでも、ずっと自分を支えてくれるであろう大きな考え方や、子どもへの向かい合い方について学ぶことができました。
そして、そんな自信と満足感を得て卒業していく受講生の様子をみて、それぞれの子育てがますます楽しみな気持ちで、今回のオンライン講座が終了しました!

※川口由佳子さんによるオンライン集中講座については今後も不定期で開催を予定しています。
ご興味のある方は、Mothers' Earth Communityからのお知らせにご注目ください。


Writer: Fumiyo Mitsunobu



今回の講師、川口由佳子さんのブログをご紹介します♡

由佳子さんの教育に目覚めた原点や子育てのヒントが詰まっています!